整体は愛知県丹羽郡、扶桑の榮氣堂 竹内健康院 | 寝違いとは

寝違いとは、寝返りなどでいきなり筋肉を動かすと、その瞬間に軽度の肉ばなれを起こして発症すると言われています。首を動かした時の痛みはするどく、ひどい時は首が固まったように動かせなくなり、何日も痛みが長引くこともあります。また、痛くて起き上がれないこともあります。

・湿布を貼ったり痛み止めの薬を飲む

・初期段階は安静にする

・痛みが治まったら運動やストレッチをする

などが考えられます。

寝違いで悩んでいるあなたはきっとこう思うのではないでしょうか？

なんで痛み止めの薬を飲んでも、安静にしてても、この寝違いの痛みが良くならないのか…

これらの方法で良くならない理由は、体の筋肉を本当の意味でゆるめ、体の歪みを正していないからです。

人間の体は本来左右対称に骨と筋肉で作られています。この筋肉は利き手利き足があるように、よく使う側と使わない側に分かれます。また、ぎっくり腰など色々な原因で痛めた筋肉と痛めていない筋肉に分けることもできます。その結果『強い筋肉(部分)』と『弱い筋肉（部分）』が必ず出てきます。

例えば背骨を支えている“脊柱起立筋”で考えてみましょう。
こちらの筋肉は頚椎からお尻にある仙骨まで上下に長く伸びている筋肉なのですが、背骨を中心に左右同じ長さで筋肉が付いています。左右同じように筋肉を使っているつもりでも、『弱い筋肉』は『強い筋肉』より先にハリやコリができてしまいます。ハリやコリができるという事は、筋肉が縮んでしまっている状態なので、当然この左右二つの筋肉の長さに差が生れます。これが右肩と左肩の高さの違いを生み出し、いわゆる『歪んでいる』＝『姿勢が悪い』状態を作り出すのです。体が歪んでいるという事は、まだ筋肉が本来の状態に戻って（緩んで）いないため、神経が圧迫され痛みやツッパリ感が取れないのです。逆に考えると歪みを正さない限り、寝違いの原因は改善されません。

そこでもう一度振り返ってみましょう。先程の電気やマッサージ、湿布や痛み止めの薬などで、症状が一時的に改善する場合もありますが、ネコ背や肩の下がりは治りません。今まであなたの寝違いが治りきらないのは『根本から原因を治してなかった』からです。闇雲に刺激を与えるのではなく、症状に対して適切な処置を行えば早期に回復していきます。